私の乳癌とアトピー

私はもともと生後3ヶ月から
ひどいアトピーでした。

可愛い盛りに頭の中にもできたアトピーのせいで
丸坊主の赤ちゃんで
男の子に間違われてた。

小学校時代は手足に包帯巻いて学校に通う日々。
プールの塩素でアトピーが爆発するので
水泳禁止。

思春期になるとアトピーは首や胸にも広がって
痒みで眠れない日が続く。
その頃から体をかきむしって
掻き壊すようになってた。

実はその頃、右胸の
まさに私の癌ができた部分はひどく掻き怖し
浸出液が出て、
それでも掻いて、
そしてステロイドを塗って。
痒みが収まってもすぐにまた痒くなる。
その繰り返しで
いつの間にか右の乳首は陥没してしまった。

そのせいで
子供が生まれても右の乳首は
赤子に吸えない状態で
左胸のみ吸わせてあげてた。
でも右胸も乳が溜まって張るので
必死で絞ったりしてた。

子供がもう乳を必要としない時期になっても
右胸は時々乳が滲んだり張ったりしていた。

子供は一人。
私の右胸の乳首は陥没したまま、
月日が過ぎ、
アトピーであることは変わりなく、
痒みでずっと苦労してきた。

今年、3月の終わりに
やかんを取ろうとして
右手を伸ばしたとき
脇と右胸がピシッと痛んだ。

心配になって
胸を鏡で見ると
陥没が少しひどくなってる気がした。
そして
右胸の下の方に
1センチくらいの長さで3本の引きつれが見えた。

そこで
ネットで調べるわたし。

出てきた結論、
「乳腺炎か乳癌」

ちょうど、アトピーの一番ひどかった部分に
癌ができていた。

前からあった胸の陥没が
癌を見つけるのを遅らせていた。

がん研の主治医も
「ちょっと胸のアトピー跡があったから
自分で見つけにくい場所です」と言っていた。

アトピーの掻き壊した部分にできた乳癌。

脇と胸が、ぴりっと痛んだのは
あの日だけだった。

あの日、重いやかんを持って
違和感がなかったら、
きっと今も何も思わずに
暮らしている気がします。

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