術前検査結果から入院まで

2012年7月6日の夕方、主人と
手術前の最終説明を聞きに行って来ました。

主治医はこの病院でもたくさんの患者さんを
担当されていますが
私たちの為に最後の時間に
たくさん質問できるようにと
一番終わりの時間を設定してくださいました。

この日も予約時間より
2時間経過して
やっと呼び出しがかかります。
でも、そういう丁寧な診察の先生ということで
それも覚悟の上です。

待ち時間にやることをたくさん持ってきた主人。

最近の私の付き添いや
家事でかなり疲労して
寝てしまいました。
申し訳ない。
ほとんどだれもいない待合室です。
静か。

私は相変わらず、緊張で
何も手が付きませんでした。

ペットボトルのお茶を飲んでは
トイレばかり。

6時くらいに主治医の診察室へ。

また、画像など見ながらの説明となります。

かなり大きく切ります。
私の場合、右胸、全摘ということに
なっています。
細胞生検で針を通した跡の付いた皮膚は
がん細胞が針について通過した部分。
そこも含めての切除です。

そして
大きく腫れて画像に映っていたリンパ節も切除します。

そのリンパ節は
先日、癌の転移は無いことがわかり
抗がん剤を使うことの可能性が
かなり低くなりました。
(↑ これは後日手術中に転移ありとわかり、
抗がん剤確定になっています。)

しかし、先生のお話ですと
この手術の結果では
抗がん剤もありとのことでした。
覚悟はしておいたほうが良いみたいです。

結果が良くて
抗がん剤をしなくてすむということになった日は
またお祝いしようと思います。
そんな感じで抗がん剤のことを
受け入れておこうと思います。

手術の前日にセンチネルリンパ生検。

センチネルリンパ節とは、
リンパ管に入ったがん細胞が最初にたどり着く腋窩リンパ節のことで、
がんのリンパ節への転移を見張っているという意味で
“見張りリンパ節”とも呼ばれます。
センチネルリンパ節生検は、
手術の前に乳がんの近くにラジオアイソトープを局所注射し、
(聞くところによると
この注射はめちゃくちゃ痛いそうです・・・・)
これを目印にして、手術中にセンチネルリンパ節を探しだして摘出し
このリンパ節にがんが転移していないかどうかを調べる(術中迅速診断)ことをいいます。

その結果、転移があれば
その脇の下のリンパ節を切除していくそうです。

やはり
手術で患部を検査しなければわからない、
そして患部を切除後に
詳しい精密検査を行い
その結果によって
抗がん剤、ホルモン療法、放射線療法を合わせて
行うとのことでした。

 

がん細胞が
どこまで内部を侵食しているかは
実際患部を切除しないと
完全にはわからないのです。

ここにきて
やはり抗がん剤を投与することが完全になくなったのではないと
理解し覚悟を決めた私です。

今後転移、再発の可能性を低くし
生存率を高めるためには
抗がん剤が必要ならば
がんばるのみです。

もちろん、術後、リンパ節へ完全に転移が無く
抗がん剤の必要も無いという状態が
一番望ましいけど。

 

先生は説明中は厳しいお顔で
丁寧に話されました。
私も主人も一生懸命聞きました。

手術の後、出血が止まらず再手術があることが
まれではあるが現実にある、
また郭清をした場合リンパ液がたまって
腕が3倍近くに腫れる場合もあるという
お話も、受け止めました。

血圧が高い私は少し心配ですが
今、治療でかなり低くなっています。

手術まで
また摂生して体調を万全にしないと!

先生は説明を終えられた後、
質問が無いかと聞いてくださり、
私は
「よくわかりました!
先生、どうぞよろしくお願いします」と
決意を込めてお返事。

そこで先生は
厳しい表情を和らげ
にっこりと笑って
「風邪を引かないでくださいね。
手術、がんばりましょう!」
と言って下さいました。

先生を信じます。
そして
今日は
術後退院したとき、
すぐに横になれるように
ソファーベッドを買ってもらいました。

病院のベッドのように
背もたれも上がる便利なものです。
主人と息子で2階に持ち上げて設置。
重くて大変でした。
ほんとに、ご苦労様といいたいです。

そして入院は7月11日と言われています。
ベッドの関係で
少し前に入院するかもしれませんが
手術日は12日と決定しました。

もうすぐです。

怖いと思うけれど
早く、無事に手術を終えて
次の段階に向かって歩き出したいと
思います。

1日でも早く退院できることを
願って。

心配な鉄子。
今までいつも側で鉄子を守ってきた私が
いない。

体調を崩さないで
どうか元気で
待っていて欲しい。

そう願いながら、
これからの自分を奮い立たせ、
入院準備の最終段階に入ります。

きっと
しっかり手術を受け
生存率を高めて
鉄子を守るために長生きします。

たくさんの方から励ましをいただき
本当にうれしいです。
ありがとうございます。

また、いっぱいのメールで励ましてくれた友へ。
感謝の気持ちでいっぱいです。

そして
毎日、たくさん話しを聞いて支えてくれた
主人と息子にもありがとう。
かなり甘えてしまったけど
落ち着いた気持ちでここまでこれました。

皆様へ感謝の気持ちを込めて
ありがとう。

では、皆様も
お体をお大事にして
お元気でいらしてくださいね。

愛子  2012.07.08

病院に行った日は7日の七夕の前日でした。
1階のロビーに
短冊を書く場所が設けられ
入院患者さん、その家族の願いが
笹の葉に結び付けられていたのです。

その場所を通って
2階に上がるとき、
目に入ってきた短冊の文字。

幼い字で
「ママが早く元気になっておうちに帰ってきますように」

また、達筆な文字で
「妻の誕生日には自宅でプレゼントを渡せますように」

皆さんのお気持ち、
今の私には胸に痛すぎました。
エスカレーターで2階に上がる瞬時の間に
涙がつーっと流れました。
一緒にいつも付き添ってくれる
主人に感謝しながら
短冊を書いた方の気持ちを思いました。

術前検査結果から入院まで” への1件のコメント

  1. 乳癌の手術前心境痛いほどわかります❗私もこれから乳癌の手術受けます。お互い命ある限り頑張りましょう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">